- 個展
ギャラリー山口(京橋)(2000) - 『STAR CRYSTAL �U』
ものづくりコンテスト(財)素形材センター 『経済産業大臣賞』 東京都庁都政ギャラリー(2001) - 『光の痕跡』
第4回佐野ルネッサンス鋳金展入選(2007) - 『High-rise space 高層空間』
(2008) - 『よりそう�T』
(2009) - 『よりそう�U』
第5回佐野ルネッサンス鋳金展入選(2009) - 『繋がる』
(2010) - 『SKYWARD �V』
芸術センター第2回彫刻コンクール入選(2010) - 『SKYWARD �W』
第6回佐野ルネッサンス鋳金展入選(2011)
個展DMはがき
アート批評家Janet Koplos氏によってArt in America紙に掲載された記事

〜Art in America紙記事 日本語訳〜
東京
ギャラリー山口での境野学展示会
30歳の境野学氏が、伝統的、又、革新的な12作品程の卓上スケールでのブロンズ製彫刻作品の初めての個展を開いた。素材と控えめなサイズはモダニズムの頂点の時代を思い起こさせるものである。それでも、これらは現代のブロンズ彫刻らしく、具象では無い。
境野氏は2種類の作品―一つは垂直(四角の柱)様式で、もう一つは水平的様式(3個ないしは4個の分厚い4角形が一点で互いに結びついている)の物である。全作品とも、四角形、立方体、あるいは連続した星で装飾されている。星の表面は2個のフラットな四角形で出来ていて、内1個が45度回転させてある。立方体は全体あるいは単独では見えなくて、オフセットの連続の形で、星の隅に痕跡が見えるだけである。それは、トランプの手札のように、広げれば立方体のように見えるが、狭く圧縮すれば、複数の階段の端のように見える。この効果は捻りのダイナミズムとも解釈でき、これは、未来派の絵画とか、動きの遅いコンピュータのポインターの軌跡と似た形で動きを表現している。
水平シリーズの”Star Crystal”の場合は、6個の小型の立方体が四角形を削って結果的に小さい突起を作っているように見える。(突起は作品のいくつかの面で、平面の星の形で終っている)。展示品中最も印象的な、作品高52インチの”Star Dragon”では、星の掛け橋が2度柱を取り巻いている。
作品の全体の形態は大体不規則か捻じれていて、階段効果が必ず二方向に繰り返され、単純な動きの形にはなっていない。その結果、作品は控えめな大きさにもかかわらず、非常にエネルギッシュであると共に、なかなか把握しにくく、惑わされる。若い芸術家にしては印象的な作品である。境野氏は、古い素材に新しい印象を表現しようとしているが、これは、伝統主義者にもアバンギャルド派にも賞賛されにくくしている。漫画的な響きがあるものの、力強く角張った作品は普通の日本人の趣味には合わないだろう。しかし、作品は生き生きして、優雅で、魅力的である。非常に幸先の良いスタートである。
『STAR CRYSTAL�U』
H42 × W85 × D32, 40K, 2000
2001年 ものづくりコンテスト(財)素形材センター『経済産業大臣賞』受賞
ものづくりコンテスト 受賞者芳名簿 より
講評:東京藝術大学長 宮田亮平氏

『光の痕跡』
第4回佐野ルネッサンス鋳金展入選
H38 W35 D17,8K,2007
『High-rise space 高層空間』
H39 W14 D9, 6K, 2008





『よりそう�T』
H46.5 W18 D13, 7K, 2009


『よりそう�U』
第5回佐野ルネッサンス鋳金展入選
H46.5 W11.5 D10, 4K, 2009




『繋がる』
H22 W48 D22, 11K, 2010


『SKYWARD �V』
H69 W21 D16, 10K, 2010
2010 芸術センター 第2回彫刻コンクール 入選




『SKYWARD �W』
H56 W17 D15, 9.2K, 2011
2011 第6回佐野ルネッサンス鋳金展 入選





